図録本◆黄檗美術黄檗宗萬福寺高僧墨跡墨蹟煎茶道隠元木庵即非范道生仏像禅画頂相画釈文解説205点一行書額字原書遺偈扁額聯画賛萬福寺明清 最高

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完売の展覧会図録 特別展覧会 黄檗の美術 江戸時代の文化を変えたもの 文化庁創設25周年記念 SPECIAL EXHIBITION "The Art of Obaku"
1993年 発行:京都国立博物館 制作:大塚工藝社 209ページ (うちカラー図版:31ページ) サイズ:約26x18x1.5cm

※完売 ※絶版 ※別刷りの訂正表付

文化庁創設25周年と隠元禅師生誕400年を記念して開催された特別展「黄檗の美術」は、 黄檗宗の大本山・黄檗山萬福寺が所蔵する至宝を始め、全国の黄檗寺院、個人が所蔵する名宝の数々と、異国的な魅力あふれる仏教美術を一堂に紹介した大規模展。
この図録は、今回出陳された205件の名宝をカラー・モノクロで掲載し、全205作品の詳細な作品解説を収載したもの。 また作品解説には釈文・落款解説なども付けてあり、展覧会鑑賞の記念としてだけでなく、黄檗宗発展の歴史をより深く知るための学術書としても役立ちます。
隠元禅師をはじめとする、黄檗の三筆、黄檗宗の歴代高僧と関連する書家・中国僧・画家の墨蹟・書・禅画・水墨画・屏風など、黄檗画像、画題、画賛、黄檗物等の解説、全作品の解説、釈文、見どころなどの解説を記載。 煎茶道には欠かせない掛軸ほか、コレクター、真贋鑑定、愛好家必携の大変有用な資料本です。

【あいさつ】より  中国の禅僧、隠元隆琦は、承応三年(一六五四)、わが国に渡来し、臨済宗黄檗派(現在の黄檗宗)を開きました。彼を始めとする渡来の黄檗僧らは、布教のかたわら中国明清時代の新しい文化を紹介し、鎖国政策によって外来文化の刺激にきわめて乏しい江戸時代の人々の関心をよび起こしました。また、京都宇治の地に創建された本山、黄檗山萬福寺や全国各地の黄檗寺院は、日中文化が交流し融合する場を提供しています。 黄檗僧や黄檗寺院を介して伝えられたこの新たな中国文化の影響は、江戸時代の文化全般に及び、無視できないものがあります。 近年、江戸時代の文化に対する関心が高まるにつれ、黄檗禅の伝来によって広く紹介され江戸文化の形成に大きな影響を及ぼした中国の明清時代の文化や美術が見直され始めています。さらに昨年は隠元禅師の生誕四〇〇年にあたり、日本の各地でこれを記念する行事や展覧会が催され、黄檗の文化や美術に対する一般の認識も深まりつつあります。 今回の展覧は、黄檗の美術の全容を示すとともに、近年の研究成果をふまえて、特にその影響が顕著な絵画や書のジャンルを中心に取り上げ、江戸時代の文化形成に明清時代の中国文化が果たした役割を探ろうとするものであります。 この展覧会の開催にあたって、御協力を賜りました黄檗山萬福寺ならびに貴重な作品の出品を快く御承諾いただいた所蔵者各位に心から厚く御礼申し上げます。 平成五年十月 京都国立博物館
【目次】 あいさつ 黄檗の美術(概説) 原色図版 単色図版 Ⅰ 隠元の渡来と黄檗禅宗開法〔I~50〕 Ⅱ 黄檗の書〔51~73〕 Ⅲ 黄檗画像(黄檗の肖像画)〔74~95〕 Ⅳ 仏画と彫刻〔96~130〕 V 墨戯〔131~148〕 Ⅵ 羅漢遊戯-渡来伝法の絵画表現-〔152~160〕 Ⅶ 文人趣味と唐絵〔161~179〕 Ⅷ 江戸時代書画への影響〔170~205〕 作品解説 (全205作品の詳細な解説、素材、技法、寸法、作者名、釈文、落款墨書銘解題 ほか) 法系譜 (古黄檗法系略譜・黄檗法系略譜) 年表 出品目録 (指定 名称 筆者・賛者 員数 所蔵) 英文出品目録 List of Plates 英文あいさつ Greetings
【凡例より一部紹介】 一、この目録は、平成五年十月五日より十一月七日までを会期として、京都国立博物館が主催する特別展覧会「黄檗の美術」の解説付き総目録である。 一、図版はおよそ陳列構成にしたがって配列し、その通し番号は列品題箋の番号と一致する。 一、頭注のうち、◎は重要文化財を示している。 一、法量の単位は、すべてセンチメートルで表わした。 一、図版は全出品作品を掲載したが、作品によっては部分図を収録した。 (後略)

【各章見出し 一部紹介】 Ⅰ 隠元の渡来と黄檗禅宗開法 中国の禅僧、隠元隆琦は、承応三年(一六五四)、わが国に渡来し黄檗禅を伝えた。彼を始めとする渡来の黄檗僧らは、布教のかたわら中国の新しい文化を紹介し、鎖国政策によって外来文化の刺激にきわめて乏しい江戸時代の人々の関心を引くこととなった。 隠元の渡来して以後、江戸幕府より宇治大和田に土地を与えられて黄檗山萬福寺を開創し、わが国の禅宗界に臨済・曹洞の二派に加えて新たに黄檗の一派を開立するに至る状況を、文書や絵図によって再現し、隠元とこれにつき従った中国僧、および彼らを迎えた逸然・龍渓・後水尾法皇らの人となりを、画像や遺品によって紹介する。
Ⅱ 黄檗の書 江戸時代に入って中国臭の著しい唐様の書風が勃興する。黄檗僧はこの唐様の書風の発展に大きく寄与している。黄檗山萬福寺の住持は、開山隠元より二十一代大成に至るまで、数代を除いて、中国からの渡来僧がなり、額・聯・寿章・詩偈などの形態で彼らが伝え示す書法は、黄檗寺院が全国各地に建てられ、黄檗禅が普及してゆくとともに多くの人々の目にふれ、書道界全体に大きな影響を及ぼした。 黄檗の書を代表するのは隠元・木庵・即非で、「黄檗の三筆」とよばれる。彼らの書風は三人三様の個性があるが、共通して中国明代の気風をうけ、明るくのびやかな書きぶりである。 また独立は、渡来以前より中国においてすでに魯家として名を知られていたが、草・篆・隷いずれをもよくする技法ばかりでなく、『斯文大本』という店様の解説書を著し、書の理論にも造詣が深い。隠元らの書が額・聯に用いるための大字を得意とするいわゆる禅僧の書であるのに対し、中国文人の伝統的な書法の本流を継承している。篆刻においてもわが国に与えた影響は大きい。弟子に高玄岱・北島雪山がいる。
Ⅲ 黄檗画像(黄檗の肖像画) 隠元をはじめとする黄檗僧や黄檗の教団に関係する居士・檀越・女性らを描く肖像画を黄檗画像と総称する。 これらの黄檗画像は、隠元に従って中国より渡来した楊道真や長崎の喜多道矩・喜多元規父子、さらには元規の弟子たちという教団に従属した専門の肖像画家によって描き続けられる。正面性が強く、顔貌の濃厚な陰彫表現を特徴とする彼らの画法は、明末の江南一帯に流行した、福建出身の肖像画家、曾鯨の作風を継承するものであり、時代を追って和様化が進行するものの、なお特異な存在として世間の注目を浴びた。 像主は黄檗僧が大半を占めるが、俗人もかなりの数で描かれている。また隠元像などは一時に多量に制作されており、わが国での黄檗禅の発展に応じ、嗣法に関係なくより広範な人々に付与された様子がうかがえる。像主や用途という点からも中国の明末の民間肖像画との関連を強く感じさせる。
Ⅳ 仏画と彫刻 画像とは異なり、黄檗派は仏画の方面においては教団専属の職業画家を持たなかったため、日本の伝統的な仏画様式を保持する在来の諸派、例えば狩野派などが活躍する場を提供した。もちろん黄檗禅に付随して中国仏画の新たな様式は持ち込まれている、それは明末の福建一帯での民間流行様式であり、禅宗的色彩を濃く持ち、文人あるいは僧侶が余技に描く仏画であった。 黄檗の仏画家として筆頭に挙げられる陳賢は、福建泉州の禅宗寺院で活躍した禅宗画家である。彼自身は渡来しなかったが、その作品が帯来され、黄檗諸僧に写されて鑑賞家の注目を浴びた。隠元を招請した逸然は東盧庵に退隠して以後の晩年十年間に積極的な作画活動を続け、臨模を基本に多くの道釈人物画を残している。念仏禅を画境とし、浄土教的題材を墨戯風の大胆な筆で描いた独湛の存在も見落せない、逸然や独湛は、陳賢あるいは福建出身の画家、呉彬らの新奇な作風を紹介する一方、日本の伝統的な仏画様式にも注目し、手本にしている。 黄檗寺院には、媽祖像等、福建一帯を中心とする民間信仰を反映した独特の神像が祀られる。日本の仏像にやや不満を感じていた隠元は、福建泉州からやってきた仏工、范道生に十八羅漢を始めとする仏像を作らせた。その作風は明代の伝統様式に沿いながらアクの強い誇張表現を特徴とする。
V 墨戯 墨戯とは墨による遊びの意で、文人や僧侶が余技に描く水墨画をいう。古くは中国の北宋時代の文人の間で流行し、草書の法を応用した墨竹図などが描かれたが、技法にとらわれない自由な制作態度を尊ぶものであった。 黄檗僧は詩文書画に通じ、多く自ら余技として絵筆をとった。隠元の信頼できる画作は伝わらないが、絵画に対する関心は強く、狩野探幽の水墨画などに好んで賛を与え、まれに墨竹などを描いたようである。その法嗣の木庵や即非は、禅余の戯れの域を出ないとはいえ、瀟洒で愛すべき花卉・器物や道釈人物画を残している。文人的色彩のより濃厚な作品を残した初期黄檗僧に独立や化林がいる。渡来僧ばかりでなく、蘭谷や百拙のように和僧(日本僧)のなかにも文人的趣味の横溢した水墨画を描く者たちが現れ、その後の南画(日本の文人画)勃興の契機になっている。ただ、木庵の作品によく現れているが。黄檗僧の墨戯は、中国文人の趣味を持ち込んで日本の水墨画に彫響を与える一方、逆にこれを学んで自ら変容している部分があることも見落せない事実である。 また、鶴亭の雅号で知られる海眼浄光のように、一方で沈南蘋系の濃厚な着色の花鳥画を描き、墨戯の枠にとらわれない画僧たちも数多い。
Ⅵ 羅漢遊戯 -渡来伝法の絵画表現- 本来、尊敬されるべき人、供養を受けるにふさわしい人を意味する羅漢は、大乗仏教的性格を付加されて、十六羅漢や十八羅漢あるいは五百羅漢の多数で登場し、解脱しながら涅槃に入らず、現世にあって法(仏の教え)をまもり、弥勒の出生を待ちつつ人々の災いを除去し幸福に導く存在として活躍する。 黄檗禅という新たなかたちで仏の教えを広めるために海を渡ってやってきた隠元は、日本において、羅漢渡海の場面を長々と描く伝王振鵬筆五百羅漢図巻を見て、その奇縁に感激し、長文の序と「遊戯三昧」の題字を沓いた。禅語で遊戯(ゆげ)とは道と共にあって道そのものを自在に楽しむ境地を意味する。のち、池大雅はこの図巻を手本にして萬福寺の東方丈に五百羅漢図の襖絵を描き、図巻と黄檗禅との因縁を一層深めることとなる。 そうした因縁もあってか、羅漢は即非や逸然等、黄檗僧が好んで描く題材である。逸然やその弟子の河村若芝が描く、怪異な容貌ながらやや滑稽な羅漢は、呉彬の作品のような古拙美を強調した明末の羅漢図に由来するものである。
Ⅶ 文人趣味と唐絵 渡来の黄檗僧たちはいずれも詩文書画に通じた文人であり、その生活環境の中に中国の文人趣味を持ち込み、自ら形成している。黄檗禅のひろまりとともに彼らが発散する中華趣味は、江戸時代の文化全般に彫響を与えてゆく。 彼らは禅余に、古画を見、銘石を愛で、雪をつまんで茶を煮るという文人さながらの行為を楽しみ、しかも詩文を作ってその行為を記念した。こうした文人趣味は和僧にまでおよび、黄檗僧が活躍する中華趣味豊かな文化サロンが全国各地に形成されてゆく、百拙元養が活躍する京都の近衛予楽院家煕の文化サロンはその典型である。 独立が伝えた篆刻の法は和僧の蘭谷に継承されている。 黄檗僧らが持ち込んだ明清の書画は、わが国に唐絵という新たな画風を誕生させた。ここでいう唐絵とは唐様の絵の略で、従来にはなかった新たな中国風の絵画を誇示する言葉である。その開祖とされる逸然では、丁雲鵬や呉彬らの怪奇な道釈人物画を手本に、怪奇性をより強調した表現が見られる。その弟子に渡辺秀石や河村若芝がいるが、若芝の石磴籠図には、怪奇表現を和風に翻案した新たな展開が認められる。
Ⅷ 江戸時代書画への影響 黄檗僧らが持ち込み紹介した明末を中心とする中国の新しい文化は、日本の伝統的な文化と融合し、江戸時代文化の基盤を形成するに至る。とくに書画の方面において、その影響を見る。 独立の書法は高玄岱・北島雪山に授けられ、雪山から細井広沢に伝えられて、江戸時代における唐様書風の流行を推進し、その主流を占めるに至る。 絵画において見ると、まず南画の誕生・発展は、黄檗との関連を抜きにしては語れない。南画の祖、祇園南海は黄檗僧と交わるなかで漢詩文の教養を身に付けつつ、当時中国からもたらされた画譜や絵を手本に絵筆を執り、自ら河村若芝の門弟となのっている。柳沢淇園が中華趣味にかぶれるのも、藩主柳沢氏が代々黄檗派に帰依したことに由来する。彼が描く絵は着色・水墨を問わず、黄檗臭が濃厚である。南画の大成者、池大雅は杲堂元昶をはじめ、月海元昭(売茶翁)や大鵬らと親しく交際し、自らの中華趣味を醸成させていった。唐絵の怪奇性は曽我蕭白に狂躁感を加えて継承されている。 南画や唐絵に黄檗の彫響はとどまらない。黄檗画僧の海眼浄光(鶴亭)は、木村蒹葭堂や葛蛇玉らの弟子を育てるが。伊藤若冲の画風形成にも寄与している。 また、黄檗僧らが手紙や詩文のやヶとりに用いた便箋を飾る美麗な色刷版画が、好事家の目を奪い、浮世絵誕生の契機になったであろうとの推測もなされている。
ほか
【出品目録 より一部紹介】 ◎は重要文化財(ここでは省略) 指定 名称 筆者・賛者 員数 所蔵
総門木額「第一義」 高泉性トン 原書 一面 京都萬福寺 総門木聯「宗綱済道重恢廓」「聖主賢臣悉仰尊」 高泉性トン原書 一対 京都萬福寺 密雲・費隠・隠元像(列祖図のうち) 喜多元規筆 隠元題 三幅 京都萬福寺 隠元・木庵・即非像 喜多道矩筆 各自題 三幅 京都浄心院 隠元・木庵・即非像 喜多元規筆 各自題 三幅 京都法林院 逸然性融像 上野若元筆 百拙題 一幅 奈良王龍寺 龍渓性潜像 木村徳応筆 自題 一幅 大阪慶瑞寺 後水尾法皇像 土佐光成筆 一幅 京都萬福寺 五言四句 密雲円悟筆 一幅 京都萬福寺 源流(与隠元) 費隠通容筆 一巻 京都萬福寺 諸和尚書札(二十八通) 費隠通容他筆 一巻 京都萬福寺 法運東行 一巻 京都東林院 隠元隆琦尺牘(第一請啓復書) 隠元隆琦筆 一巻 京都萬福寺 普門寺開堂法語 隠元隆琦筆 一巻 大阪慶瑞寺 普門現瑞 隠元隆琦筆 一帖 大阪慶瑞寺 与龍渓禿翁竺印三大徳書 隠元隆琦筆 一巻 大阪慶瑞寺 曹渓源流印証法語 隠元隆琦筆 一巻 大阪慶瑞寺 江府覚書 二通 大阪慶瑞寺 酒井忠勝尺牘 二通 京都萬福寺 萬福寺寺域絵図 一幅 京都萬福寺 (以下 員数・所蔵略) 諸伽藍并塔頭絵図 黄檗山萬福寺進山法語 隠元隆琦筆 黄檗山開堂法語 隠元隆琦筆 大殿楽成拈香偈(大雄宝殿落成偈) 隠元隆琦筆 舎利賛 後水尾法皇宸翰 諸師舎利賛和韻 木庵性トウ他筆 長方硯 銘「龍淵」 金銅舎利塔 宮嶋半四郎久次作 大光普照国師徽号 後水尾法皇宸翰 遺偈 隠元隆琦筆 隠元禅師語録 隠元禅師語録 黄檗開山老和尚末後事実 黄檗外記 知恥篇 向井元升著 織錦観音大士像 印章 緑釉耳付香炉 青磁貼花鬼面尊形花瓶 紫泥茶罐 宜興窯 天目釉盒子(応量器) 緑釉瓜形水滴 沈香筆筒 玉柄払子 銀如意 二十五条袈裟 二十五条袈裟 黒漆椅子 挂杖 朱漆鉄線沈金洗面架 Ⅱ 黄檗の書 祖師号「初祖達磨大師」 隠元隆琦筆 額字原書「黄檗山」 隠元隆琦筆 額字原書「萬福寺」 隠元隆琦筆 額字原書「方丈」 隠元隆琦筆 額字原書「選仏場」 隠元隆琦筆 「雪」字七言二句 隠元隆琦筆 喜刻蔵経偈 木庵性トウ筆 鉄眼版一切経版木 火化偈 即非如一筆 三幅対(松・竹・梅) 隠元隆琦筆 黄檗十二景 隠元隆琦筆 隠元七十寿章 木庵性瑁他筆 隠元七十寿章 即非如一筆 八十自祝偈 隠元隆琦筆 中通しに海眼浄光(鶴亭)百鶴図 木庵六十寿章 道本寂伝他連署 法像手巻 隠元隆琦題字 即非如一他筆 源流(与木庵) 隠元隆琦筆 大殿上棟祝国開堂法語 木庵性トウ筆 松隠堂吟 隠元隆琦題字 雲谷等与画 雪中煮茶詩巻 隠元隆琦他筆 木額「獅林」 隠元隆琦原書 禅堂対聯原書 隠元隆碕筆 戒壇対聯 高泉性トウ筆 Ⅲ 黄蘗画像(黄檗の肖像画) 蘇軾採芝図 曾鯨筆 費隠通容像 張琦筆 松下隠元像(隠元賀寿書画巻所収) 隠元隆琦像 楊道真筆 慧門題 木庵性トウ像 自題 費隠通容像 喜多道矩筆 隠元題 独立性易像 喜多元規筆 自題 独立性易円相像 喜多元規筆 高元岱題 隠元騎獅像 楊道真筆 慧門題 隠元騎獅像 喜多道矩筆 自題 隠元騎獅像 喜多宗雲筆 自題 隠元・木庵・即非像 喜多道矩筆 木庵題 僧侶像 喜多道矩筆 隠元隆琦像 狩野安信筆 隠元題 隠元・木庵・即非像 左近貞綱筆 木庵・慧林・高泉題 松月院像 喜多元規筆 木庵題 魏之瑞像 喜多元規筆 千呆題 魏之瑞行楽図 謝重燕筆 鍋島直条像 喜多元規筆 月原題 木庵性トウ像 独湛性瑩筆 木庵・独湛題 高泉性澂像 百拙元養筆 自題 蒲庵浄英像 伊藤若冲筆 Ⅳ 仏画と彫刻 観音図帖 陳賢筆 隠元題 列祖図冊 陳賢筆 隠元題 白衣観音図 陳賢筆 木庵題 嘗瓜菓羅漢図 陳賢筆 木庵題 倚杖羅漢図 陳賢雄 陳賢筆 筒杖羅漢図賛 木庵性珀筆 関聖帝君像 楊津筆 木庵題 隻履達磨図 馬言筆 木庵題 白衣観音図 張瑞図筆 釈迦・観音・勢至像 逸然性融筆 隠元・木庵・即非題 歴代祖師図(五葉西来) 隠元題字・序 列祖図 逸然性融筆 隠元題 仏涅槃図 逸然性融筆 地蔵菩薩像 陳瓏筆 倣呉彬観音像 独湛性瑩筆 龍頭観音図 独湛性瑩筆 面然大士像 独湛性瑩筆 血画毘盧舎那仏像 独湛性瑩筆 黄檗什物帳 隠元隆碕跋 黄檗開山塔院什物数 涅槃図 呉彬筆 五百羅漢図巻 呉彬筆 列祖図 狩野探幽・益信・常信筆 隠元題 釈迦・文殊・普賢像 狩野探幽筆 隠元題 釈迦・文殊・普賢像 逸然性融筆 隠元題 達磨・臨済・徳山像 狩野探幽筆 隠元題 達磨・臨済・徳山像 逸然性融筆 隠元・木庵・即非題 三酸図 狩野探幽筆 隠元題 寒山拾得図 狩野安信筆 隠元題 白衣観音図 照山元瑶筆 伽藍神立像 十八羅漢像(第四蘇頻陀尊者、第九戌溥迦尊者) 徐潤陽ほか二名作 媽祖および千里眼・順風耳像 十八羅漢像(第三迦諾迦跋釐堕闍尊者、第六跋陀羅尊者、第十二那伽犀那尊者) 范道生作 韋駄天立像 Ⅴ 墨戯 雲龍図 狩野探幽筆 隠元題 維摩・紅白梅図 狩野探幽筆 隠元・木庵題 布袋・蘭竹・菊水仙図 木庵性トウ筆 隠元・木庵題 鉄鉢・挂杖・如意図 木庵性トウ筆 竹石図 即非如一筆 老松芝蘭図 即非如一筆 枯木図 黙子如定題 墨竹図 化林性英筆 柳・菊・松図 雪機定然筆 柘榴図 柏巌性節筆髻郎(悦山逆宗)題 芭蕉蘭石図 独立性易筆 歳寒三友図 蘭谷元定筆 月原題 梅蘭図 杲堂元昶筆 雪竹石図 大鵬正鯤筆 蘇鉄図 大鵬正鯤筆 懶賛和尚図 尾形乾山筆 書画禅冊葉 明清人書画金箋扇面冊 海浜図扇面 化林性英筆 花卉書画冊 柏巌性節筆 木庵他題 四君子図巻 海眼浄光(鶴亭)筆 Ⅵ 漢遊戯-渡来伝法の絵画表現- 羅漢図冊 雪庵筆 羅漢図 即非如一筆 羅漢図冊 逸然性融筆 十八羅漢図 逸然性融筆 隠元題 羅漢渡水図巻 逸然性融筆 羅漢渡水図巻 河村若芝筆 釈迦三尊十六羅漢図 百拙元養筆 五百羅漢図巻 伝王振鵬筆 五百羅漢図 池大雅筆 Ⅶ 文人趣味と唐絵 四季竹図(夏・冬) 伝蘇軾筆 四季竹図(春・秋) 伝蘇軾筆 武夷石 黄檗諸僧詠武夷石詩 隠元隆琦題字木庵性稻他筆 石菖蒲図 子庭祖柏筆 奇石菖蒲図 百拙元養筆 墨蘭図 百拙元養筆 近衛家煕像 百拙題 漁家傲 百拙元養自筆 城崎温泉勝景図巻 百拙元養筆 題安信高士画 詩二十二絶句 独立性易筆 伊藤仁斎所用印 蘭谷元定刻 三教図 逸然性融筆 隠元題 岩上観音像 逸然性融筆木庵題 琴棋書画図屏風 渡辺秀石筆 蝦蟇仙人図 河村若芝筆 芦葉達磨図 河村若芝筆 無双明智題 布袋渡水図 河村若芝筆 石灯籠図 河村若芝筆 Ⅷ 江戸時代書画への影響 書巻(佐賀城桜詩他) 高玄岱筆 前赤壁賦 北島雪山筆 七言聯句 細井広沢筆 天台石橋図 祇園南海筆 唐寅山水図巻(第六図 天台石梁) 関羽像 柳沢淇園筆 墨竹図 柳沢淇園筆 花卉果実図巻 柳沢淇園筆 関羽・張飛図 片山楊谷筆 花王獣王図 片山楊谷筆 牡丹小禽図 海眼浄光(鶴亭)筆 大鵬題 海棠黄鳥図 海眼浄光(鶴亭)筆 淇園題 青柳黄鳥図 海眼浄光(鶴亭)筆 鳳岡題 風竹図屏風 海限浄光(鶴亭)筆 風竹図 伊藤若冲筆 伊藤若沖筆 朱衣達磨図 伊藤若冲筆 関帝図 伊藤若冲筆 髑髏図 伊藤若冲筆 髑髏図 伊藤若冲原画 月海元昭(売茶翁)題 喫茶警語 月海元昭(売茶翁)筆 群鶏図障壁画 伊藤若冲筆 道号頌 伯珀照浩筆 雪夜松兎・梅白頭翁図屏風 葛蛇玉筆 乗興舟 伊藤若冲原画 陸奥奇勝図巻 池大雅筆 群仙図屏風 曽我蕭白筆
※機種依存文字が多く、類似の漢字に変換して記載している箇所があります。

★状態★ 1993年のとても古い本です。 外観は通常保管によるスレ程度、カラー作品写真図版良好、目立った書込み・線引無し、 問題なくお読みいただけると思います。(見落としはご容赦ください) 経年の割に、比較的保存状態の良い一冊です。

<絶版・入手困難本>オークションにも滅多に出ない、貴重な一冊です。 古本・品にご理解のある方、この機会にぜひ宜しくお願いいたします。

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