ご覧いただきありがとうございます。トランペッターの大型モデルの組み立て完成品です。機体は第52戦闘航空団第1飛行隊飛行隊長の撃墜王エーリッヒ、ハルトマン少佐が最後に搭乗した機体です。K-4型機はG-10に改修を加え1944年9月に生産が始まったBf-109の最終型になります。大きく膨らんだエンジンカウル、大きな主車輪カバー、引っ込み式の長い尾輪等Bf-109のシリーズ中もっとも魅力的な外見となっています。ハルトマンの機体塗装は赤いチューリップが良く知られていますが、最後の搭乗機は黒いチューリップに機首、主翼下面、ラダーが黄色に塗られていました。キット製作に当たっては、トランペッター社お馴染みの金属ヒンジによる各動翼の稼働はじめゴム製の主脚タイヤを生かしつつ、基本的にはストレート組みした機体に、ＲＬＭ８３（グリーン系）とＲＬＭ７５（グレー系）の塗装を施しました。国籍マークは尾翼以外は塗装で仕上げて半つや消しでクリアーコートしています。プロペラと左エンジンカバーは接着していませんのでエンジン前方部の仕組みやＤＭ６０５エンジンが確認できます。また大型キットの単調さを避けるため、排気の汚しや塗装の剥げ・劣化をほどほどに表現しました。352機撃墜の撃墜王ハルトマンの活躍を本キットを通して感じてもらえれば幸いです。発送は120サイズになります。