構成窯 原構成さんの花器。陶彫の技法で、籠に這う蟹を生き生きと表現した力強い作品です。共箱の箱書きから平成12〜13（2000〜2001）年の作と思われます。原構成さんは佐賀県有田町うまれ。祖父は古陶磁器の鑑定家、父は陶芸家という環境で育ちました。昭和47年、奥様の故郷である熊本県松橋町（現宇城市）に構成窯を開窯。熊本県の伝統工芸品である松橋焼を再興しました。日展など受賞歴多数。国内外で活躍されましたが、現在は閉業されているようです。息子さんは版画家・陶芸家の原健太郎氏です。【サイズ】高さ約30cm口径約9cm底約12cm※500mlペットボトルと並べた画像を載せていますのでサイズ感の参考にされてください。長く床の間に飾ってあり、花器として使用したことはありません。本体にヒビ、欠けはなく、内側に若干汚れのようなものがある他は、特に傷や汚れもないようです（素人検分なので見落としあれば申し訳ありません）。ただし共箱は別の置物入れに使っていたため、「いのしし」のマジック書きとセロテープ跡があります。記念の品ですが、所有者の引越しにより置き場所がなくなったため出品となりました。素人保管の品であることをご理解の上、ご購入お願いいたします。工芸品陶磁器作家物茶道具コレクションフラワーベース